2013年5月2日木曜日

[Waranotate] 藁の楯を観てきた

映画館で

DSC05759

是非!

久々の良作邦画

話の細部が大雑把なところがチラホラと見え隠れしているかもしれないが、それが大目に見られるほど、中だるみ無く力押しで展開していく運びが気持ち良かった。
最近の邦画の”ふわふわした感じ”の作品や、”無理くりCGハリウッド二番煎じ”のそれとは一線を画するリアル追求型に仕上がっている。

劇中のSPがH&K P2000を携帯しており、銃器のチョイスにセンスを感じる(実際のSPに配備されているハンドガン)。
子供だましな『バキューン、バキューン』といったような銃声SEなど皆無で、ハリウッド顔負けの『ダンッ!ダンッ!』と鼓膜に重く響く効果音も良い。

女性が銃撃ってるのにそのリコイルかぁ…と感じたところはいくつかあるが、最近の邦画の中ではなかなかの迫力。冒頭のシークエンス、オープニングとしては掴みは抜群だったと思う。

大沢たかお凄すぎる

大沢たかおの怪演凄まじく光る良質な邦画。
SP役の為にトレーニングをそうとう俳優陣は積んでいると思われる。それが顕著に現れるのが銃を構えたシーン。
銃の構え方ひとつで画になる俳優はそう多くない。

銘苅(大沢たかお)の冒頭からの感情に変な違和感があり、なかなかやきもきさせる。
その違和感が、終盤で昇華される。その瞬間は引き込まれること間違いなし。


劇場で鑑賞しないと必ず後悔する作品だったと、上映終了後の暗転明けにそう感じた。

 

原作:藁の楯

監督
三池崇史

原作
木内一裕

キャスト

  • 大沢たかお - 銘苅一基
  • 松嶋菜々子 - 白岩篤子
  • 岸谷五朗 - 奥村武
  • 伊武雅刀 - 関谷賢示
  • 永山絢斗 - 神箸正貴